猫ちゃんの目の色は成猫になるまでに少しずつ変化します。
生後1年頃には本来持っている色になり定着してきます。
子猫の目の色は生後1ヶ月半頃までは
【キトンブルー】
といって、どの子も青い色をしています。
(model :二胡太くん)
生後1か月くらいの子猫時期にしかみられない貴重なアイカラーです。
その後は成長と共に本来の目の色へと変化していくのですが、その過程はとてもユニークです。
濃くなったり薄くなったり、コロコロと変わっていきます。ですから子猫ちゃんの頃から時々目をアップにして撮っておくと、後によい記念になりますよ。
下記は猫結の猫ちゃんの写真ですが
アイカラー変化例です。
上、生後4ヶ月頃
下、1歳半頃
1歳頃にゴールドからグリーン寄りのヘーゼルに変化(この子はほとんどGreenです)
上、生後4ヶ月頃
下、2歳頃
1歳頃にゴールドからヘーゼルに変化
目の中央から徐々に本来の色が広がってきます。生後半年頃ではまだ確定ではありません。
子猫をお迎えして目の色がどう変化していくのかもまた楽しみの一つですね。
ヘーゼルというのは、中央がグリーン、外側がゴールドの目色ですが、血統書上はGOLDでの登録になります。
カッパーはメラニン色素が多い場合になる色です。(1番上の写真の子のような銅メダルのような色)
将来の目色は生まれた時から子猫の毛色や親猫からの遺伝(隔世遺伝も有)で決定されています。
毛色が濃いというだけで濃いアイカラーになるとは限りませんし、白の多い毛色の子でも薄いアイカラーになるとも限りません。実は目色というのは奥が深いんですね。
同じ目色でも、深みや色合いが違ったりもしますよ。
ちょっと珍しいものでは 左右の目の色が違うオッドアイ というアイカラーがありますが、白猫または白の多い毛色の子からたまに生まれてきます。
昔撮った写真なので撮り方がイマイチなのですがこれがオッドアイの子の目です。
ゴールドとアクアブルーのオッドアイですね。
神秘的で綺麗でしょう。
今回は猫ちゃんの目の色についてのお話でした。